辻説法、final!
恋愛論、final!
よしりんギャグ漫画、final!!
『よしりん辻説法⑥
恋愛論・完』
発売中です!!
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本当にこれが最終最後、第15の説法は
【欲求】老いてもムスコに従え
最後の説法は、老境に入った…とは到底思えないけれども、今年で70歳のよしりん先生が考える、「老人の恋愛」について!
もはや老人しか買わなくなった週刊誌には、毎週のように「死ぬまでセックス」みたいな老人向け性愛特集が載っていますが、よしりん先生が描く以上、そういう即物的なもので済むわけがありません!
老人向けの本ばっかり売れる今日、これで何十冊でも書いて商売できそうなテーマを、たった8ページでまとめて描き切っているからすごい!
まあ、このテーマで書ける人など、他には誰もいないと思いますが。
いつものごとく、老人の恋愛・性欲は醜悪という自らの感覚を隠さず明かしながら、それだけで片づけることのできない矛盾を矛盾のまま描くところが、すごく後を引きます。
そして、「え?これで終わるの??」と思わず絶句の、最後のひとこともお見逃しなく!
さらに『恋愛論』シリーズ2巻を締めくくる「あとがき」が名文!
日本における「恋愛」とは何なのか、そして時代による恋愛観の変化や、これをどう思うかといったことが非常にコンパクトにまとめられ、そして最後にたどりついた「結論」が記されています。
中でもこの一文には、著者よしりん自身の強烈な自負がこもっています!
「本書では若者の恋愛だけでなく、年齢も超え、性別も超えた恋愛を論じるという歴史的に未曽有の挑戦をしている」
そう、これは古今東西に例のない恋愛論です!
これを読めば、恋愛に対する、人生に対する視点が格段に拡がることは間違いありません。
読んだ人と読まない人とでは、人生の豊かさに差がつく本!
この夏の読書の一冊に、ぜひお選びください!!